CIの患者、70人に、他

クライオニクス・マガジン(第60号 2005/12)

米国ではいろいろ動きがあります。求む! 日本の同志!!
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CIの患者、70人に
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前回、69人目の患者はCI初のvitrification(ガラス化)
による保存処置とお伝えしましたが、70人目はなんと
単純凍結での保存でした。

また、vitrificationの提供が遅れるなぢ、技術的側面では
アルコーより少し遅れの見えるCIですが、このほど、
やっとScientific Advisory Boardを結成しました。

http://www.cryonics.org/SAB.html
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Scientists’ Open Letter on Cryonics
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どうも「まがいもの」み見られがちなクライオニクスですが、
11月5日に開催されたLife Extensionに関するアトランタの
会議で、56人の科学者がクライオニクスについての公開文に
サインし、公開しました。日本でもやりたいですね。

http://www.cryoletter.org/
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アルコーの電子会議、決定版?
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10月に、新しいアルコーの電子会議室ができました。
会員相互の交流のほか、世界に向かってアルコーの文化と
コミュニティを発信するという目的を持っています。
まだ始まったばかりですが、充実した議論が展開されています。

http://www.alcorunited.org/
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アルコー、継続して2006年1月まで寄付募集
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現在、アルコーでは頭部のみvitrification(ガラス化)処置を
提供しています。これを、体全体に提供できるよう、研究開発の
資金を求めています。お金に余裕のある方は、ぜひ・・

http://www.alcor.org/Library/pdfs/MatchingGrant.pdf

その、頭部の保存についてのFAQもリニューアルしました。が、
英語が堪能でないかた(ひかるのこと?)は読むのが大変です。

http://www.alcor.org/Library/html/neuropreservationfaq.html
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http://homepage2.nifty.com/m_uchida/book/firstimmortal.htm

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CI、初のvitrification、他

クライオニクス・マガジン(第59号 2005/9)

2年前にアルコーのCEOになった Joe Waynickがその職を
辞することになった、やはり、激務なのかしらん??
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CI、初のvitrification
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クライオニクス界ではアルコーに続く規模のCIですが、
これまではvitrification(ガラス化)による保存処置を
提供しておりませんでした。先月保存された69人目の
patientで、新しいvitrification手法が使われました\(^o^)/
詳細は以下をどうぞ。

http://www.cryonics.org/reports/CI69.html

このことが可能になったのは、以前もお知らせしたように、
最高の技術を持つSuspended Animation Inc.との協業に
よるものです。詳細は以下をごらんください。

http://www.cryonics.org/SA/Suspended_Animation.html

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不老不死への科学
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いつできたのか知りませんでしたが、クライオニクス
説明するいい日本語コンテンツができていましたので
ご紹介します。どてもいいです。誰が書いたんだろう?(笑)

http://genetics.fc2web.com/file/alcor.html
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CryoFeastsが盛ん
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CryoFeasts、この言葉お忘れでしょうか?
cryonicsに興味ある人の気軽なパーティで、12月には世界中で
時間をあわせて行います。最近は毎月行われる場所も多いです。

Northern California: August 28th
Florida: September 17th
Southern California: September 25th

日本でも、12月になは是非やりたいですね。またご連絡します。
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ペットもいっしょに?
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CI(Cryonics Institute)では、未来でもペットと暮らしたい
人のために、小さいボックスも用意しました。
aiboには必要ありませんね(笑)

http://www.cryonics.org/reports/Cooling_Boxes.html
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フォーエバーのホームページ、リニューアルしました、他

クライオニクス・マガジン(第58号 2005/7)

さんま50歳の誕生日記念番組に、クライオニクス登場!
でも、あんまり面白くなかった(涙)

http://www.tbs.co.jp/program/akashiyahumansp.html

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フォーエバーのホームページ、リニューアルしました
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フォーエバーが、「クライオニクス会 フォーエバー」として
再出発! ホームページもリニューアルしました。ぜひ来訪
ください。

http://www.hamq.jp/i.cfm?i=cryonics
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米国情報
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アルコーもCI(Cryonics Institute)も最近目立った動きは
ありません。活動が停滞しているわけではありません。
アルコーはクライオニクスをビジネスとして粛々と事業拡大に
いそしんでいます。先が楽しみです。

また、アルコーの積極的な情報発信は続いています。たとえば、
先月は、アルコーの見学がHPから申し込めるようになりました。
ホームページ、ぜひごらんください。

http://www.alcor.org/whatsnew.html
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関連技術は日本でもあるんですね
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新聞によると、札幌市内の機器開発のベンチャー企業、
サーモダイナミックシステムズ が、零下七○度の業務用冷凍庫を
開発したとのことです。魚や野菜などの生鮮食材の細胞を破壊せず、
解凍後も 「生の味」が再現できるとのことです。これってまさに
クライオニクス関連技術!

開発した冷凍庫は圧縮して液化した冷媒ガスを一気に減圧、膨張させて
低温化するなどの冷凍サイクルの要所に、流量センサーなどを設置し、
特許出願した自動制御システムで冷媒を最適な状態に維持するのだ
そうです。

価格は新冷凍庫は約二千万円。ひとつこの際、買ってみますか(笑)

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CIの会員はSAから低温保存処置を受けることが可能に!、他

クライオニクス・マガジン(第57号 2005/5)

クライオニクス・マガジン発行6周年!
いまだ世の中に認知されず?? でもがんばります。

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CIの会員はSAから低温保存処置を受けることが可能に!
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クライオニクス研究所(CI)の会員はフロリダのSunpended
Animation社が提供する処置を受けることができるように
なりました。以前にも紹介しましたが、Sunpended Animation社
の技術は現在世界最高で、アルコーにも技術供与をしています。
CIは技術供与を受けるのではなく、契約によって最高の
技術を会員に提供する道を選びました。のSunpended Animation社
は保存のための処置はしますが、長期保存サービスは提供して
いませんので、現時点、最良のサービスになったといえるでしょう。

http://www.cryonics.org/SA/Suspended_Animation.html

日本での処置はまだできませんが、米国での処置を望まれる
のでしたら、このサービスをご紹介することは可能です。

ちなみに、CIはSunpended Animation社とは別のやり方で、
同レベルの技術を研究中です。くわしくは以下からどうぞ。

http://www.cryonics.org/research.html
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アルコー、HPの情報発信を強化
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昨年秋から、アルコーのHPでの情報発信が盛んになりました。
すばらく様子を見ていましたが、どうやら本気のようです。

http://www.alcor.org/whatsnew.html

特に、4月にアップされた「科学者のためのクライオニクスFAQ」
は医学の専門知識がある方に、読み応え十分です。

http://www.alcor.org/sciencefaq.htm

3月にはThomas Donaldsonの場合、という記事がアップされました。
彼はガンで、復活の可能性を高めるため、生きたまま保存されることを
望み、それを実現するために法廷で争っている人物で、
クライオニクスの世界では論客のひとりです。

http://www.alcor.org/Library/html/Donaldson-VanDeKampAbstract.html

アルコーのHPは、目が離せなくなってきました。
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ブログをつくってみました
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クライオニクスだけでなく、広く未来に関する情報も発信したいと
思い、ブログを開設してみました。来訪大歓迎です。

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CI、初のvitrification、他

クライオニクス・マガジン(第56号 2005/3)

2か月も発行をさぼってしまいました。今回はCI特集です

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CI、初のvitrification
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Cryonics Instituteは、先月10日、はじめて、犬にvitrification
処置を行いました。(vitrification=ガラス状にすることにより
凍結させずに組織を安定化させる技術) 以下をごらんください。

http://www.cryonics.org/reports/Dog_Thor.html

結果は良好で、人間への適用も近い将来可能だが、当面米国のみの
サービスになります。処置した体を移動する際に問題があるのだ
そうです。また、まだ体全体のvitrificationを実現するには
研究が必要とのことで、寄付を求めています。

PayPal(http://www.paypal.com)を使って安全に送金できます。
送金先は CIHQ@aol.com です。

ちなみに、アルコーはすでに頭部だけのvitrificationは提供
しており、体全体に提供するために開発を行っています。
CIの手法は、アルコーより設備が少なくて済むことで、
JCAが注目している理由もそこにあります。
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CIの会員数の推移
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1976年から以下のように増えてきました。

年 total option1 2
1976….2….2
1977….7….7
1978….4….4
1979….2….2
1982….1….1
1986….3….3
1987….2….2
1988….8….8
1989….8….8
1990….7….7
1991….8….8
1992….8….8
1993….7….7
1994…10…10
1995…13…13
1996….5….5
1997….5….5
1998…19…19
1999…41…32….9
2000…42…29…13
2001…64…51…13
2002…64…41…23
2003…78…36…42
2004…68…53…15
…..—..—..—
TOTAL.476..361..115

1999年からオプション2の会員制度ができて、
現在115人です。体を保管するという契約なしに、
会員になって、権利が行使できます。私、緑川もこの
オプション2会員になっています。
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ACS、初のSAとCIと初の協業
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American Cryonics Society(ACS)は、Suspended Animation(SA)
とCIとの契約により会員の処置を行い、保管しました。
ACSの会員をSAが処置し、CIが保管するというビジネス
モデルです。このような形でのサービス提供は今回が初めて
でしたが、今後、広がると予想されます。

ちなみに、CIの保管サービスは、標準で2インチの保管スペース
があり、CDやDVDは十分保管できます。DVD一枚あれば、
思い出の写真や日記などを格納するのに十分ですが、米国では
このDVDの編集がすでにビジネスになっています。
日記や写真を編集し、インタビューとともにその人の一回目の
人生のメモリアルとして残すビジネスです。
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