クライオニクス・マガジン(第29号 2001/10)
今月は、真剣な「仲間募集!」のコーナーがあります。
お便りお待ちしております。
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アルコー新体制に
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ここ数年、アルコー生命延長財団をひっぱってきたLindaとFred夫婦が
実質的に活動から引退しました。理由はLindaがガンにかかったことです。
代表はメディカル分野でアルコーに貢献してきたJerry B. Lemler博士
になりました。情報提供に積極的で週報をCryonetに出しています。
まだ活動は本格的になっていないようですが、長らく更新されていなか
ったアルコーの説明冊子(Crionics for reaching tomorrow)見直し
などにも取り組んでおり楽しみです。現在の会費の払方が米国人以外
からはとてもやりにくくなっていることも十分に認識されており、
今後期待できます。また、Saul Kentがアルコーの理事に復帰しました。
どのような役割を果たすのかわかりませんが、TIMESHIPの設計者、
Stephen Van Sickle も理事になっており、TIMESHIPとの関係強化
は間違いないようです。くわしくは http://www.alcor.org/へどうぞ。
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真剣に、「仲間募集」!!
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最近、カーツワイルの「スピリテュアル・マシーン」が日本でも
発売されました。ナノテクとIT技術による人間と人工知能の未来
を描いたこの本は、クライオニクスにも言及し、おおいに米国の
クライオニキスト達に刺激を与えています。
ひるがえって日本は元気がありません。JCAは米国の現状を日本に
紹介する以外、いまのところ機能がありません。いまの日本で
できる貢献は何かを考えて作ったグループがMetamorphosis Society
です。このグループは、「よく未来を作り、かつ未来へいこうと
思っている」人々が相互に助け合うグループです。現在40人弱の
人が登録されていますが、日本人でアクティヴな人がとても少ないです。
クライオニクスのサービスを向上させていくのはもう米国におまかせ
していいと思います。日本では、いかに未来で甦るか? を考えたい
のです。その回答の一つがMetamorphosis Societyです。このグループ
が未来まで続くことにより、復活が安価でできるようになったら
未来の会員が私たちを復活させてくれると信じて作った組織です。
未来の会員にとっても、私たちは「よく未来を作り、未来へ行きたい」
という意味で、強く結びついた仲間であるからです。
もちろん、このような仲間が集まることにより、「よき未来を作る」
活動が加速することも大いに期待できます。
(グループのホームページ : http://www.kanon.to/ms.htm)
この活動に参加される方を「真剣に(笑)」募集します。英語が
苦手ですとちょっと苦しいかもしれませんが、活動に真剣に参加
される方ならお手伝いします。関心のあるかたはcryo-j@kanon.to
のお便りください。お待ちしております。
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