クライオニクス・マガジン(第37号 2002/9)
今月はひさびさにアルコーのニュースです。
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第5回、アルコー生命延長会議のお知らせ
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会議名、日本語にするとちょっとおかしいですね(笑)。
アルコー生命延長財団(http://www.alcor.org)は来る11月15日
から17日まで、カリフォルニアのニューポート・ビーチで
“The Fifth Alcor Conference on Extreme Life Extention”
を開催します。詳細は以下からどうぞ。
http://www.alcor.org/conferences/2002/
第1回では、学者らしい人はゼロックスの研究所にいたRalph Merkle
くらいしかおらず、集まった人も50人程度でした。今では多くの
学者が集まり、参加者も150人を超える大きな会議に育ちました。
老化関係の学者として名高いMichael D.West博士やAubey de Grea博士、
このマガジンでも紹介した学者&実業家で「スピリチュアル・マシーン」
を書いたRay Kurzweil、現役学者にしてSF作家のGregory Benford,
唯一のクライオニクス研究機関である21st Century Medicineから
低温保存技術の第一人者Gregory Fahyと臓器長期保管の研究者Brian Wowk、
(解説:Fahyは臓器の温度を落とす技術で、Wowkはそのあとの保管技術)
ナノ医学(Nanomedicice)の第一人者Robert A.Fretis、
クライオニクス保険のRudi Hoffmanなど多彩な講師陣です。
行きたいと思いつつ、これまでいけておりません。今年も無理なのです。
どなたか、おでかけになりませんか?
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テッド・ウィリアムズ問題など
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今年、米国でウワサになり、TVでも取り上げている
テッド・ウィリアムズ問題でをごぞんじですか?
元大リーグ4割打者のテッド・ウィリアムズの死によって
遺族が骨肉の争いを繰り広げているそうです。彼が、
cryopreservationの契約をしていたからです。
CNNの全国ネットでも何度もニュースが流れました。
アルコー関係者もCNNやNBCにでたそうです。
アルコーではHPが300万ヒットを数え、入会資料の請求が
1000通を超えたとのことです。日本でも、有名人が一人
はいると状況が変わるかもしれませんね。
(有名人にお知り合いがいる方、ぜひマガジンを転送下さい)
余談ですが、アルコーの機関紙に、貸借対照表と損益計算書が
掲載されました。おそらく初めてです。クライオニクスの団体も、
やっと一人前になりつつあるようですね。
●●「誰も死なない世界」角川書店から好評発売中!
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/contents/200207/200000000421.html
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